PRODUCT 製品情報

ノイズ抑制・電磁波吸収シート

ノイズ抑制・電磁波吸収シート

薄く・軽く・柔軟な
電磁波対策フィルム

FJMシリーズは、フジコーが開発・量産している超・極薄の特殊導電層付きフィルムです。
電子機器内部で発生する 不要な電磁波(ノイズ)を抑制し、通信・センサー・高周波回路から発生する電磁波を低減することを目的としています。
特に、マイクロ波~ミリ波帯に対応できる点が大きな特長で、先端電子機器用途を見据えたEMC対策材料です。

なぜEMC対策が重要なのか

近年の電子機器の変化

  • 通信の高速化(5G/ミリ波)
  • 回路の小型・高性能化
  • 車載・医療・産業用途でのセンサー多用

電磁波干渉による代表的な問題

  • 通信エラー・通信感度低下
  • センサーの誤検知・誤作動
  • 放射ノイズによるEMC規格不適合
  • レーダー反射波による測定精度低下

FJMシリーズの基本構造

表面保護層・粘着層
オプション/用途に応じて追加可能
特殊導電層(抵抗膜)
非金属系の極薄導電層(約1.7〜4.0μm)
ベースフィルム
主にPETフィルム(12μm/50μm/75μmなど)

層構成図(断面イメージ)

FJMシリーズは、多層フィルム構造を取ります。
この構造により、電磁波を熱として減衰させます。

ノイズ抑制と電磁波吸収の違い

FJMシリーズは、大きく 2つの使い方があります。

① ノイズ抑制シート

主目的:
インピーダンスマッチングにより輻射抑制効果を高める

  • 電子機器内部で発生する不要な電磁波(球面波)を減衰
  • 回路間から発生する電磁波抑制
  • 通信ケーブル、コネクタ周辺の対策

② 電磁波吸収シート

主目的:
電磁波の余分な反射・不要な電磁波を抑える

  • 高周波領域の電磁波そのものを減衰
  • レーダーの感度と利得の調整
  • 特定波長・広帯域の周波数を減衰させる設計が可能

FJMシリーズの主な特長

POINT 01

広帯域対応
(3GHz~20GHz、20GHz以上)

ミリ波帯までカバー可能。
将来の高周波化にも対応できる設計です。

POINT 02

減衰効果が高い

特定の周波数だけでなく、幅広い帯域で10dB以上の減衰効果を発揮します。

POINT 03

非金属系・
超薄膜導電層

金属箔に比べて軽量・柔軟。
金属疲労の懸念が少なく、熱衝撃に強いです。

POINT 04

超軽量・
フレキシブル

面積重量の目安:約7g/m²
曲面・屈曲部にも追随しやすい
車載・小型機器向けに非常に扱いやすい材料です。

主な用途例

電子機器分野

  • 放射ノイズ対策
  • 通信ケーブル・コネクタ周辺
  • モジュール内部の干渉防止

通信・無線分野

  • 高周波通信機器
  • アンテナ周辺のノイズ低減
  • 各種高周波レーダー

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製品紹介

用途に合わせて材質・厚みの調整が可能

最終的には、用途・周波数帯・設置位置をヒアリングした上で仕様を絞り込むケースが多くなっています。